対局前のマナーは別ページで紹介しましたので、このページでは麻雀中のマナーについて紹介していきたいと思います。
牌牌があがってきたら・・・
まずは配牌があがってきてから最初に行う所作について
- 山を前に出す
ボタンを押すと目の前に配牌と山(壁牌)があがってきます。
「さてどんな配牌なのかな」、と配牌を開ける前に自分の目の前の山を前に少し出しましょう。
だいたいこんな感じですね。このマナー、発端はわかりませんがまずどこのフリー麻雀でも行われている定番マナーです。おそらく対戦相手の方に少しでも山を近づけることで、思いやりの心をあらわしているんだと思います。麻雀は紳士のゲームなのです。
- リンシャン牌をおろす
山を前に出したらもう一つ行うことが「リンシャン牌をおろす」です。
自分の山にワン牌があったとき、ますは上のようにツモ山とワン牌を分けましょう。それが終わったら下の写真のようにリンシャン牌を一枚下におろします。
どうやらこのマナーは対局中にキー牌となりうるリンシャン牌が見えるのを防止するためだと思われます。ここまでが配牌を開ける前にやる所作になります。
対局中に気を付けたいマナー
ここからは麻雀中の動作(切り方、点棒の払い方など)についてのマナーを紹介していきたいと思います。こちらは厳密にいえばルールに抵触するものもありますので、しっかり守ってください。
- 強打
最初にマナーの欄でよく見かけるのが先ヅモと強打ですね。麻雀を打っているとやっぱり気持ちが入ってしまってどうしても打牌が強くなりがちです。しかし、見ていて気持ちのいいものではありませんし、どんなに強く打っても切った牌が変わることはありません。ぐっとこらえてやさしく切りましょう。麻雀は紳士のゲームですので(笑)
- 先ヅモ
先ヅモとは自分のツモ番の前に牌をツモる行為の事をいいます。当店の場合先ヅモの指摘があると鳴き行為ができなくなり、最悪アガリ放棄のペナルティーが課せられるのでしないようにしてください。強打の説明でもしましたが牌は変わったりしませんので、自分の番がきてからツモりましょう。
- 発声はしっかりと行う
チー、ポン、カンやツモ、ロン等を行う際はしっかりと発声をするようにしましょう。当店ではチー、ポンは発声優先をとりいれていますので、発声しないことは明確なデメリットとなります。無発声ロンやツモはお店からの注意対象にもなりますので気を付けましょう。
- 捨て牌はきれいにそろえる
セットのお客様の中にはあまり捨て牌に気を遣わずに下の写真のような感じになっていることがあります。気心の知れた仲間同士で打つときはかまいませんが、フリー麻雀は知らない人同士で打つので他のお客さんに見えやすいように切りましょう。
フリーで麻雀を行う際は捨て牌を6枚切りで下の写真ぐらい整えて打ちましょう。流石に牌の上下の向きまでは揃えなくても大丈夫です。
- 点棒(チップ)を渡すときは相手の近くに置く
自分があがったり、放銃した際の点棒の動かし方にもマナーが存在します。点棒は支払ったり、お釣りを渡す相手の近くに静かに置くようにしましょう。間違っても投げて渡したりしないようにお願いします。点棒を投げる行為はお店からの注意対象です。一見マナーの良い行為に見える点棒の手渡しはNGです。周りの人に支払っている点棒の数を明白にしないことはルール違反となりますし、知らない人と肌が触れ合うのを苦手とする人もいます。
上記のマナーは最低限守っていただきたい対局中マナーです。これら以外にも引きヅモや、三味線行為などいろいろなマナー違反が存在します。皆さんマナーを守って楽しく麻雀を打ちましょう。
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