どうもDプロです、第8回は
五五五六六六六⑤⑤⑥2467
東二局 西家 23500点 6巡目 ドラ 3
でした。
今回の問題は何切ると言いつつ切らない選択もある問題なので六をカンすると言う意見も複数ありましたが、私は六を切るを選択します。
牌姿は六カンとほぼ変わらずですが
「カンによるデメリット」を負わない事が大きな違いです。
近年のセオリーとしてはカンはイーシャンテンで行うのが良いと言われていますが今回のようにアガリの可能性の低い待ちが残りやすい手牌からのカンはデメリットの方が多くなると私は考えています。
他の候補としては打⑥、打2と言う意見をいただきました。
まず打⑥は最終的な待ちが好形になりにくく他者がテンパイしたときに不利な状況になりやすいと思われます。
次に打2ですがこれはリャンシャンテン戻しになり柔軟なようですがマンズ部分が伸ばし難く、ダイレクトのドラ引きはかなり痛手になってしまうと考えられます。
中張牌のカンは新ドラが自分に複数枚乗らない限り大きな打点上昇にはなりません、さらに4枚見えの情報を他者に与える事にもなるので
「他者のアガリ率上昇」
「他者のリーチ率上昇」
「他者の放銃率低下」
「和了時の打点上昇」
が平時と比較すると起こりやすくなると思います。
今回の問題のような状況では上記の事は自分に起きるメリットより他者に起こされるデメリットの方が多いと感じるのでカンはしない方が良いと考えています。
さて次回は何切るではなく状況判断の問題でこちら
三四五六八②③④234西西 七
南3局 東家 48000点 14巡目 ドラ ニ
東家 48000点(自分)
南家 5000点
西家 22000点
北家 25000点
*他家にリーチ、仕掛けはありません。
ラス前流局間際で500ALLツモ、ここからどうする?